SQL・データベースど初心者が初めに読みたい本
SQLの「ど初心者」である私が、データベースとは何かを知るために、本を読んで勉強してみました。
最初は、簡単そうなSQLのHow to本を選んでみたのですが、解説画面がWindowsであり、Macユーザーの私はサンプルの画面を操作する前に挫折…。
ど初心者にとっては本当に難しいんです泣
Mac用を探してみたところ、SQLに関する簡単解説の本の類は、ほとんどWindows用に書かれていることがわかりました。
そこでHow to本に限界を感じ、改めてデータベースのはじめの一歩を学ぶために、初心者向きの本を比較してみました。
今回は7冊の中から選んだ、Macユーザーでも勉強できる、データベースの基本を理解するためのおすすめ本をご紹介します!
Windowsユーザー向けのおすすめ本も、併せてご紹介します。
【本記事の目次】
SQLとデータベースの関係
ここまで読んで、SQLとデータベース(DB)の関係性を「?」と思う方もいるかもしれません。
少なくとも、学習前の私はそうでした。
詳しくは本を読んでいただきたいのですが、ここで簡単にご説明します。
データベース(DB)とは、データを集めた、いわば倉庫のようなもの。
この倉庫を、コンピューター上で管理する仕組みを、データベースシステムと呼びます。
コンピューターを使う強みは、大量の情報を保管できることです。
データベースシステム内で、倉庫(DB)からデータを出し入れするためには、データベースマネジメントシステム(DBMS)というロボットが必要になります。
しかし、このロボットに日本語で命令しても動いてくれません。
専用のプログラミング言語を使った命令が必要となるのです。
ここで登場するのがSQLです。
SQLは、ロボット(DBMS)に命令できる言語のうち、主要な一種のことです。
DBMSにはいくつか種類があり、SQLを使わずに動くものもあります。
おすすめ本
前置きが長くなりましたが、7冊比較した中で、SQLを理解するのに最も役に立ったと思う本をお伝えします。
それは、こちらの本です。
この本をおすすめする理由は、
- データベースとは何か
- データベースを使ってできること
- データベースの使い方(大まかなプロセス)
を、イメージを豊富に用いながら学べるからです。
本書の内容を「初心者向きか経験者向きか」×「理解する目的か実践する目的か」の2軸でプロットすると図のようになりました。
他の本との相対的な位置関係は、ブログ後半「初心者向き本の比較」でご覧ください。
特にMacユーザーは、手を動かしながら学べる本が少ないため、あえて理論編をきっちり頭に入れておくのが良いと思います。
実際に私がそうした、というだけなのですが…
実践では、他のMacユーザーのブログを参考に独学で進める必要があるかもしれません。
最近ではプログラミングの困りごとを気軽に尋ねられるドロップイン型のカフェもあるようなので、実際の操作で行き詰まったら、そうしたカフェを訪れるのも良いかもしれませんね。
Windowsユーザー向けおすすめ本
ちなみに、Windowsの方にはこちらの本をおすすめします。
こちらの本は、
- 解説が簡潔でわかりやすい
他の本で多くのページを割いているところを、ほんの数ページで、しかし深く理解できる内容になっています - イラストが多く、イメージしやすい
- 操作方法も学べる(ただしWindows向き)
実際に本を見ながら順を追ったわけではないので、操作の解説が分かりやすいか、は判断できませんが…
ことが特徴です。
Windowsは他にも教材が豊富なので、自分に合ったものを見つけやすいと思います。
初心者向き本の比較
とは言え、他の本と迷われる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、比較した7冊の特徴を 「初心者向きか経験者向きか」×「理解する目的か実践する目的か」の2軸でプロットした図を示します。
ちなみに、まだご紹介していない5冊はこちらです。(リンク先はAmazonです)
- データベースの気持ちがわかるSQLはじめの一歩
- これからはじめるMySQL入門
- 新人エンジニアのためのデータベースのしくみと運用がわかる本
- 図解入門よくわかる最新Oracleデータベースの基本と仕組み
- SQLの苦手を克服する本
ちょっとゴチャついていますが…
図はいずれも初心者用の本を対象としているため、初心者向けの中であえて濃淡をつけています。
実際のSQL画面を触る場合は
のいずれか一つを選べば、他は読まなくて良さそうです。
『これからはじめるMySQL入門』はDVD-ROMつき(Windows/Mac両対応)、他はMySQLをダウンロードして利用します。
これらの本は、サンプルを使いながら実際にコードを入力して操作する方法を教えてくれます。
『新人エンジニアのためのデータベースのしくみと運用がわかる本』(枠色:紺)は、コードを学ぶというより理解をベースにしていて、比較的細かい内容まで書いてあります。
ごく僅かな差ですが一番分厚いです。
『図解入門よくわかる最新Oracleデータベースの基本と仕組み』(枠色:オレンジ)は、タイトル通り、Oracle社のデータベースに関する説明となっています。
そのため、データベースの基本というよりは、Oracleデータベースの歴史や特徴などを詳しく解説しています。
『SQLの苦手を克服する本』(枠色:グレー)だけは、ある程度経験を積んだ上で得意/苦手が分かってから読むための本のようです。
本の解説内で「教えてもらう」立場である主人公も3年目のエンジニアであり、メインターゲットはそのくらいの層だと考えられます。
以上、私がデータベースを勉強するために読んだ本のご紹介でした。
図を参考に自分に合いそうなものを見つけた後は、書店などで中身をパラパラっとめくってから選んでみてください。
感想
SQLを勉強するまでに、こんなに苦労するものとは思っていませんでした。
本を比較しながら、どなたか詳しい方がMacユーザー向けの簡単な説明を作ってくれたら良いのに…!と思っていました。
いつか私がSQLをスラスラ操作できる日が来るのでしょうか?
しばらくは期待できない模様…
進展があれば、今後のブログでもお伝えできればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)
自己投資残金
8月の残予算:5,886円
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今回使ったお金:2,178円
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私は毎月、月収の1割を自己投資に充てています。
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題名 | なぜ?がわかるデータベース(リンク先はAmazonです) |
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作者 | 小笠原 種高さん |
出版年 | 2018年 |
ページ数 | 255ページ |
価格 | 1980円+税 |
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