理系OLの勉強生活

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在宅ワークのPC作業負担を軽減する

今回は「パソコン作業時の負担を軽減する」ための施策を実際に行ってみました!

ポイントは、キーボードとマウスを外付けのものにしたこと。

家にある人にとっては、新しく製品を買わなくても無料で実施できるのでおすすめです。

 

本記事の目次

 

リサーチ

正しい姿勢を知る

富士通によると、パソコンを使うときの正しい姿勢は下図の通りです。

  • ディスプレイと頭の距離は40cm以上
  • ディスプレイは水平視線より下
  • キーボードに触れるときの肘の角度は90度以上

(他にも色々書いてありますが、基本が立ち姿勢または長座で椅子を使用しないため椅子の部分は割愛)

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出典:富士通株式会社

私は会社用・私用パソコンともにノートパソコンなので、通常の使用では条件を満たすことが難しい…。

そのため、キーボードとマウスの外付けを実施することにしました。

 

製品を知る

調べてみるとエルゴノミクス(人間工学)に基づき人体への負担を軽減するアイテムが色々と開発されています。

レビュー等を参考に、特に私が興味を持ったのはこちらの商品。

マイクロソフト社のSculpt Ergonomic Desktop Keyboard & Mouseというもので、

人間工学に基づき開発されたキーボードとマウスのセットです。

 

この特徴的な形は、キーボードを使っているときの肩の縮こまりを解消するために造られたそう。

言われてみれば、普段キーボードを使っているときは肩幅より狭く活動しています。

 

数あるエルゴノミクスキーボードの中からこちらを選んだのは、コストパフォーマンスが良さそうだったから。

キーボードだけではなく、テンキーもマウスも付いているので、画面スクロールや数字入力でも身体の負担を軽減できそうです。

また、こちらなら予算以内に収まります。中には2〜4万円の商品もありますが、すぐには手が伸びません…

 

加えて、こちらの商品はUSB一つで3アイテムとBluetooth接続でき、コードがないためデスク周りのゴチャゴチャも気になりません。

 

とは言え10,000円以上のキーボード&マウスは購入したことがないので、ちょっと勇気が必要です。

そこで、まずは家にあった外付けのキーボードとマウスで試してみることにしました。

 

トライアル

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こちらがトライアルの写真です。(スタンディングデスク用)

とりあえず高さを調整するため、パプリカの箱で代用しています汗。

 

キーボードとマウスはどちらもエルゴノミクスではなく通常のもので、

キーボードは富士通、マウスはDELLを接続しました。

どちらもUSB接続のため、MacBookのUSB-Cは2つとも埋まってしまいました。

 

これでは使用しながらの充電ができませんが、

今回はあくまで「高さを調整すると身体の負担が軽減するか」を試すことが目的なので、OKとしましょう。

 

開始直後、大きな変化が。

今までデスクトップを見るために首の角度を変えていたのでしょう、

首が随分と楽になりました。

 

また、肘の角度も90度以上になったため、楽にキーボードが打てています。

1日仕事をしてみたところ、肩と目の疲れが軽減されるのが感じられました。

 

ただし、マウスの操作性は全然慣れません。

マウス自体はいいのですが、MacBookのマウスの操作は初めて。

普段マウスを使うときはWindowsだったので、スクロールの向きが逆であることに戸惑いながら、ちょっとずつ慣れているところです。

 

また、キーボードも MacWindowsの互換性の問題でしょうか、ショートカットキー、半角/全角切替がうまく使えず、これらの操作を行うときは手を伸ばしてMacBook本体のキーを触ることになっています。

(普段、会社用のパソコンはWindowsであるため、Windowsのショートカットキーを知らないわけではありません)

 

多少の操作に戸惑いつつ使用していたところ、左手首に異変が。

普段はノートパソコンのキーボード手前(写真赤枠部分)に手を置きながらキー操作をしているため、

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外付けにして手を置く場所がなくなったため手首を外側に曲げる形になり、負荷がかかったものと思われます。

そこで急遽追加の施策を実行。

 

キーボードの奥側下にペンを置き、キーボードに傾斜をつけました。

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これにより、最初に比べだいぶ状況が改善されました。

(その後も少し模索して、結果的にキーボード手前側の下にペンを置くスタイルに変更しました)

 

まとめ

今回改善した点をまとめると、

  • ノートパソコン利用時は、パソコン本体を水平視線の少し下に置くと首が楽になる
  • キーボードとマウスを操作するときの肘の角度は90度以上だと楽になる

となりますが、まだまだ課題は残ります。

  • 現状、キーボード用・マウス用にコードを2本繋ぐため回線が絡まってしまいがち
  • マウス・キーボードのMacでの操作性が悪い(Windows=会社用は問題なし)
  • 立ち姿勢と座り姿勢をこまめに変えるので、パソコン本体+周辺機器の移動が面倒
  • 脇を締めたままの操作は続行中
  • 長座のときは腰が痛い(←致命的)

 

なんだか自己投資と言うより腰痛との戦いになってきてしまいましたが…

今後、これらの課題に向きあっていきます。どうぞお楽しみに!

 

残金

4月の予算:21,000円

今回使った道具:外付けキーボード、マウス

今回使ったお金:0円(家にあったため)

残りの予算:21,000円

 

またよろしくお願いします。